blog

Ibanez RG350DXZ の改造

Ibanez RG350DXZを中古で購入した。 中古品だが、フレットの摩耗が殆どない良品だ。 シリアルNo.から2013年製らしい。 Ibanez RG350系は長く生産されているので、製造年度毎に仕様の違いがある。 2013年製の仕様はボディがバスウッドでネックはメイプル3ピース、指板はローズウッドでブリッジはEdge-Zero II tremolo bridge w/ZPS3Fe、ピックアップはフロント:Ibanez INF3、センター:Ibanez INFS3、リア:Ibanez INF4だ。 現行…

続きを読む »

Epiphone Les Paul Standard (2005年中国製 ) の改造 #4

部品が揃ったので、電装系の組み付けを行う。 写真を撮るのを忘れてしまったのだけど、キャビティ内は黒く塗装されていた。 導電塗料なのだろうか?それにしても雑な塗り方で塗りが薄い部分は木材の色が透けているくらいなので、導電塗料だとしてもシールド効果は期待できそうにない。テスターを当てたが、やはり導通していないので、部品を組み込む前にキャビティ内をシールドするために銅箔テープを貼ることにした。 GOTOH PICKUPS製のハムバッカーは4芯ケーブルなのでシリーズ(直列)/パラレル(並列)切り替えやコイル・スプリ…

続きを読む »

Epiphone Les Paul Standard (2005年中国製 ) の改造 #3

ピックアップのマグネット GOTOH PICKUPSのギター用ハムバッカーは、HB-Classic, HB-Classic α, HB-Custom, HB-Distortion の4種類が販売されている。アルニコⅡマグネットを搭載しているHB-Classic αに惹かれたが、元のピックアップより出力を下げたくなかったので搭載されているマグネットがセラミックだけど、ハムバッカーなら交換用のアルニコ・マグネットが販売されているのであえてHB-Customを購入した。 アルニコ磁石(Al-Ni-Co)は、鉄に加…

続きを読む »

Epiphone Les Paul Standard (2005年中国製 ) の改造 #2

まず、現状把握として標準搭載のピックアップの事を調べた。 Epiphone Les Paul Standard にはフロントにEpiphone 57CH、リアにはEpiphone HOTCH というピックアップが搭載されている。 Designed by Epiphone USA Alnico Classic Magnets Double Vacuum Waxed Enamel Wire 新品時にはピックアップに上記の謳い文句が印刷された保護シールが貼られている物だ。 アルニコ磁石とエナメル・ワイヤーを使った…

続きを読む »

Epiphone Les Paul Standard (2005年中国製 ) の改造 #1

このギターは2005年に半ば衝動的に購入したものだ。17年前なので購入した店を失念してしまったがイケベ楽器池袋店だったはずだ。価格も失念してしまったが、当時は今に比べると円高だった事もあり5万円でお釣りが来たと記憶している。 購入してしばらくは満足していたのだが、フロント・ピックアップの音がこもるのが気になってしまった。フロント・ピックアップ選択時にこもらないようにアンプの Treble を上げるとリア・ピックアップ選択時に高域が耳障りになってしまう…😥 そんな事もあり、その頃はサーフィンの…

続きを読む »

Lenovo G560のHDDをSSDに交換し”Voyager 22.04 LTS Edition Explorer”をインストールした

Lenovo G560 06798QJはCore i3 370M/2.4GHzを搭載した15.6型ノートPCで、購入時のOSはWindows 7 Home Premiumで搭載メモリ容量は2GBだった。元々は母が使っていてWindows 10へのアップグレード時にメモリーを4Gに増設したが、あまりの遅さで使われなくなり母はMacBook Airを購入してしまい、Lenovo G560は使われる事も無くなり棚に放置されていた。 僕はLinux用にジャンク品上がりのVAIO type N VGN-NS52JBを…

続きを読む »

CANARE L-4E6SとNeutrik NP2X-WTでギター用シールドケーブルを自作

実はエレキギターやエレキベースとアンプの接続に使うシールドケーブルは消耗品である。 僕はコロナ禍の「お家時間」を充実させるべく数年ぶりにエレキギターを引っ張り出してきて、この趣味に出戻ったのだがシールドケーブルも数年間放置していた物だ。何年間も束ねてきつく縛っていたので曲げた部分に負荷が掛かってしまったのだろう。アンプを歪ませないクリーントーンでも絶えず「ブー」というノイズがして時折「ブツブツ」という雑音が入るようになっていた。 そんなわけで、以前から興味があったこともあり僕は品質の良いケーブルとプラグを購…

続きを読む »

Epiphone Limited Edition Tak Matsumoto DC Standard Aqua Blue

2013年にGibson傘下のEpiphoneから販売された限定モデル。希望小売価格121,800円なので本家Gibson製の廉価版という位置づけにあるモデルだがEpiphone製のレスポール系ギターとしては高価な部類に入る製品だ。 Body:Carved Mahogany Double Cutaway Top:Flame Maple Neck:Mahogany Long Neck Tenon (Deep Set) Fingerboard:Rosewood w/Abalone Trapezoid Inlay…

続きを読む »

Hughes&Kettner Edition Blue 15-R の修理

Hughes&Kettnerは1984年ドイツ連邦共和国ザールラント州ノインキルヒェンで創設されたエレキギター・ベース用アンプを製造・販売するメーカーで、Edition Blueシリーズは同社のエントリー・モデルとして販売されていたソリッドステート・アンプで15W/30W/60Wの3種類がラインナップされていた。 クリーンとリードの2チャンネル、EQはBASS/MID/TREBLEの3バンド仕様、スプリングリバーブ搭載と必要充分なスペックで、途中でデジタルエフェクト(コーラス/フランジャー/ディレ…

続きを読む »

New FD200mm F2.8

僕は望遠レンズが苦手だ。ただ遠くの景色を撮っただけの写真しか撮れない。 それでも「明るい望遠レンズが欲しいな…( ̄∀ ̄)」と思ったので某オークションで落札してしまった。僕は某オークションを利用するときはストアしか利用しないのだが、このレンズを出品していたストアは商品紹介文が所謂「カメラ転売塾」の塾生が使うテンプレそのものなので某オークションにてカメラやレンズの買い物に慣れた人からは敬遠されていたらしく競合相手もなく落札することができた。 余談だが某オークションや某フリマアプリの商品紹介文で「感謝です!!(●…

続きを読む »

Canon FD24mm F2.8 S.S.C.

このレンズはハードオフで購入したのだが『ジャンク品』ではなく『中古品』扱いだった。…とは言っても値段は税込5,400円だからジャンク品と大差ない。 古くても広角レンズは値段が高いことが多いのだが、この個体が格安だったのは、よく見ると分解したらしき痕跡が認められるからだろう。まぁ、実写して明らかに光軸が狂っていて像が甘かったり、無限遠が出なかったりしなければ、僕にとっては問題がない。 入手してから既に半年ほど経っているけど、広角レンズでありがちな主題が何なのか解らない、つまらない写真ばかりしか撮れなかったので…

続きを読む »

Canon F-1 & FD55mm F1.2 撮影結果

特に不具合が見つからなかったので、SR-44酸化銀電池を購入しモルトを貼り替えて、さっそく試写することにした。モルトの貼り替えが苦手で面倒臭がりの僕にしては珍しい(笑)。 風が強かったので、海岸付近には行かず近所で試写することにした。 市民センターの彫像だが、一対なのに構図を合わせるのを怠ってしまった。このレンズはFDレンズとしては最初期のレンズで、レンズコーティングはモノコートだが、コントラストも高く描写に力強さが感じられる。 開放ではないが絞りを開き気味にしてみた。ボケ味は輪郭がやや強いが悪くない、歪曲…

続きを読む »

Canon F-1 & FD55mm F1.2

このカメラとレンズはハードオフのジャンク品で、価格はセットで税込8,640円だった。ハードオフは値札に簡単な状態説明を記入しているが「シャッター切れました、速度変化します。他未確認」と書いてあったので、買取時に明確な不具合は確認できなかったらしい。 確認させてもらったら、Canon F-1はフィルム室のモルトを交換する必要がある他は、ファインダーの曇りやプリズムの腐食などの不具合が無い機体だった。露出計が動かないのは、単に電池が切れているだけだろう。FD55mm F1.2の方もカビやバルサム切れの無い良好な…

続きを読む »

ジャンクレンズ散財記:Canon FDM100mm F4 S.C.

ハードオフのジャンク品にもランク(?)があるらしく、棚に置かれている物とガラスケースの中に置かれている物がある。このレンズはガラスケースに置かれていた中では安価な税込2,160円だ。 オークションでの落札価格の相場に比べても格安なのに、僕が最初に存在を認識してから1ヶ月ほど売れずに残っていた。ガラスケースから出して見せてもらったが、レンズ表面を清掃すれば普通に使えそうだ。目立った傷もないし、この値段が付いた理由は判らないが購入することにした。 レンズ構成3群5枚、最短撮影距離0.45m、レンズ単体での最大撮…

続きを読む »

Canon FDM50mm F3.5 S.S.C.

このレンズはジャンク品ではなく、まともな中古品を購入した。1973年発売の古いレンズだが、使用頻度が少なかったらしく目立った傷も無い美品だ。 レンズ構成は4群6枚、最短撮影距離0.232m、レンズ単体での撮影倍率は0.5倍のハーフ・マクロだ。 テストにはCanon AL-1、フィルムは「カメラはスズキ 横浜ジョイナス店」のフィルムガチャで出た「FUJICOLOR 記録用100」を使用した。AL-1を使用したのは「クイックフォーカス」機能を当てにしたからではない。部屋でAE-1に着けてファインダーを覗いていた…

続きを読む »

ジャンクカメラ散財記:Canon AE-1

このAE-1は、ハードオフのジャンク棚に税込324円で置いてあった。外観は傷やアタリもなく綺麗だが、モルトはボロボロに劣化していた。電池室を開けると古いNationalの4LR44電池が入っていたが、幸運にも液漏れはしていなかった。 巻き上げレバーは動かないがジャンクの電子シャッター機は、大抵誰かが巻き上げてしまっているので、気にせず電源を入れシャッター・ボタンを押してみた。シャッターは降りないが、露出計は反応する。バッテリーチェック・ボタンを押すと定点に掛かってしまっているので電圧低下らしい。 4LR44…

続きを読む »

Canon FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C.

アサヒカメラの「ニューフェース診断室」の測定結果が、焦点距離50mm絞り開放の解像度が中央224本、平均148本という値で、ズームレンズの解像力トップのタイトルを20年間保持したという伝説のレンズがこの『FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C.』だ。 以前から評価の高いこのレンズを使ってみたくて探していたのだが、発売時の1973年当時、大卒初任給が62,300円の時代に価格が10万円もした高価なレンズ(現在の価値だと約25万円)が、そんなに数が売れたはずもなく、40年以上前のレンズが使用可能な状態…

続きを読む »

ジャンクレンズ散財記:Canon FD200mm F4 S.S.C.

曇り空で写欲が湧かないのと、雨が降り出しそうで自転車に乗る気にもならなかったので、ハードオフをチェックしに行った。家で大人しくIllustratorでイラストの一つも描けば良いのだろうが、僕は一日中家に居るというのが苦痛なのだ…こんなだから、Web制作を仕事にして何年も経つのに未だ会社勤めから抜け出せずにいる。残念だが職業選択を間違えたようだ…(´・ω・`) それで見つけたのが「FD200mm F4 S.S.C.」だ。お値段540円(税込)程度はそれなり…2群目にカビかヘリコイドグリスの揮発成分由来の曇り、…

続きを読む »

Canon AL-1 撮影結果

7月9日(土)僕はCanon AL-1を持って江ノ島に行った。 まだ梅雨が明けていないのに真夏のような日差しだが、江ノ島は多くの観光客で賑わっていた。その日は江の島天王祭という江島神社の末社八坂神社の例祭が行われていたのだが、僕が到着した頃には既に終了していて、祭り装束の人達が帰り支度をしていたり、食事をしたりしていた。 ファーストショットは、青銅の鳥居を撮った。レンズはFD 28mm f2.8 S.C. 絞りはF8だったはずだ。この機種の特徴なのか、それとも個体差なのかレリーズボタンのストロークは深いよう…

続きを読む »

ジャンクカメラ散財記:Canon AL-1 & POWER WINDER A

「Canon AE-1 PROGRAM」のブラックを妹か義弟にあげるつもりだったのだけど、「Canon A-1」のサブ機として自分用にも欲しくなってきて色違いのシルバーを探していた。しかし、「Canon AE-1」なら程度の悪い機体がゴロゴロ見つかるけど、「Canon AE-1 PROGRAM」って意外と見つからない。 それで見つけたのがこの「Canon AL-1」なのだが、丁寧に扱われていたのか、あまり使われていなかったのか、傷や汚れの無い美品だ。そのお値段は…なんと540円(税込)美品なのに安価なのは、…

続きを読む »

Lomography X-Pro Slide 200 を使ってみた

以前からクロスプロセス現像に興味があったので、Lomographyがクロスプロセス用として販売しているフィルムを購入してみた。クロスプロセス用といっても中身は普通のポジフィルム…Lomographyの説明では Agfa RSX 200 の乳剤を元につくられたフィルムらしい。このフィルムはDXコードがないので、DXコードを読み取って感度を自動で設定するカメラで使う場合は、感度を手動で設定することを忘れると悲惨な結果になるかも知れない。 今回は、MINOLTA X-700 を使用することにした、フィルムを装填し…

続きを読む »

minolta XE & MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 撮影結果

快晴の2月25日、僕は先日手に入れたminolta XEとMC ROKKOR-PF 58mm F1.4を持って鎌倉に行った。フィルムは36枚撮りのLomography Color Negative 100を選択した。カラーネガだから、その日の内に撮影結果を見る事ができる。 鎌倉駅で降りると、僕は鶴岡八幡宮・小町通り方面には向かわずに扇ケ谷方面に向かった。横須賀線の線路沿いの道を北に進み行き止まりまで進むと最初の目的地である海蔵寺に着く。海蔵寺は周囲にセンスの悪い看板や無粋なコンクリートの建造物が無く、禅宗の…

続きを読む »

ジャンクレンズ散財記:MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4

ハードオフでこのレンズに付けられていた値段は僅か864円(税込)だ。 距離環ローレットの形状から判断すると1966年から1969年までの間に生産された前期型だと判るので約50年前に生産されたレンズなのだが、それにしても安い。これだけ古いと気になる状態だが「チリの混入、拭き傷あり」らしい。カビや曇りは無いが、よく見ると後群のレンズを抜き出したらしき分解痕があるので、何らかのメンテナンスを受けた事は間違いがないだろう。この時代のミノルタのレンズは内側に非常にデリケートなコーティングが施されているので、もしかした…

続きを読む »

ジャンクのノートパソコンを再生してLinuxをインストール

近所のワットマンをチェックしに行ったら、VAIO type N VGN-NS52JB が2,980円(税込)で売っていた。8年前に発売された旧機種とはいえ当時は13〜14万円位した機種がジャンクとはいえずいぶん安い。値札に簡単にではあるが状態が記入されているので確認したら「DVDドライブが壊れています、起動確認後HDDを消去しました。付属品ACアダプター」とある。 使えそうだと思ったが、念のために店員さんに確認したら「買い取った時には普通に使えていたんですがね…販売するにはリカバリしなくてはならないんですけ…

続きを読む »