Canon FDM50mm F3.5 S.S.C.

このレンズはジャンク品ではなく、まともな中古品を購入した。1973年発売の古いレンズだが、使用頻度が少なかったらしく目立った傷も無い美品だ。
レンズ構成は4群6枚、最短撮影距離0.232m、レンズ単体での撮影倍率は0.5倍のハーフ・マクロだ。

テストにはCanon AL-1、フィルムは「カメラはスズキ 横浜ジョイナス店」のフィルムガチャで出た「FUJICOLOR 記録用100」を使用した。AL-1を使用したのは「クイックフォーカス」機能を当てにしたからではない。部屋でAE-1に着けてファインダーを覗いていたら、スプリットマイクロのフォーカシング・スクリーンでは、照度が不足する条件では翳ってしまいフォーカスを合わせ難く感じたからだ。

テストなので自宅から歩いて行ける範囲で撮影を行ったが、あまり接写向けの被写体が無い…

接写ではないけど、マクロレンズだけあってピントが合った部分の解像感が素晴らしいなぁ…

撮影場所を大庭城址公園に移動すると、接写向けの被写体が見つかる。

残念だが、これ以上近付けなかったので接写ではない…(´・ω・`)

名前を知らない花だけど、おもしろい形なので撮ってみた…

苔(?)だけでなく、石垣の質感も良く描写できているし、発色のバランスも良好だ。