7月9日(土)僕はCanon AL-1を持って江ノ島に行った。
まだ梅雨が明けていないのに真夏のような日差しだが、江ノ島は多くの観光客で賑わっていた。その日は江の島天王祭という江島神社の末社八坂神社の例祭が行われていたのだが、僕が到着した頃には既に終了していて、祭り装束の人達が帰り支度をしていたり、食事をしたりしていた。
ファーストショットは、青銅の鳥居を撮った。レンズはFD 28mm f2.8 S.C. 絞りはF8だったはずだ。この機種の特徴なのか、それとも個体差なのかレリーズボタンのストロークは深いようだ。
POWER WINDER A は連写と単写の切り替えスイッチが無いが、前述したようにレリーズボタンのストロークが深いので、レリーズを慎重にすると期せずして連写してしまう事がある。実際に僕もNew FD 70-210mm F4 装着時に1カット無駄にしてしまったので、POWER WINDER A の電源を切ってしまった…電池蓋の支えになってくれさえすれば用は足りるし、電池が入っているので重くなるが、重心が下がって手ブレしにくくなる(笑)。
考えてみれば絞り優先AE機なのに、何故に解放F値が明るい単焦点レンズを持って来なかったのだろう…
ネットで検索すると、本機の電池蓋の修理法として安全ピンや書類を綴じるクリップを利用する方法があるらしい。弱点である電池蓋さえなんとか出来れば、本機はFDレンズを絞り優先で気軽に使える機体としてお薦めである。