ジャンクカメラ散財記:MINOLTA α-807si

MINOLTA α-807si

暇を持て余すと、ついハードオフでジャンクカメラやレンズを物色してしまうのは我ながら悪い癖だと思う…

撮影意欲が無い訳ではないのだが、7月〜8月の湘南・鎌倉辺りなんざ人が多過ぎるし、所謂「Candid Photo(キャンディッド・フォト)」が撮りたい訳ではないんだよなぁ…いや、そういう写真の芸術性は認めるけど、それを表現の手法として作品に仕立てるのは僕には合わないのだよ…っていうか、ただ単に写真が下手なだけか(笑)

それで車を走らせてハードオフを数件ハシゴしたりする訳なのだが、殆どの場合は徒労というかガソリンの無駄遣いに終わるのだ。

一応、欲しくて探している物はあって、ただ考え無しに時間とガソリンの浪費をしている訳ではないのだが、探している物がもはや生産されていない物だけに、そうそう目的の物を首尾良く見つける事は難しい。そんな物はネットで探せば簡単に見つかるのだが、中古品(…と言うよりジャンク品だ)のコンディションは現物を見ないと判らないのだよねぇ…見ても判らないけど(笑)

それで、見つけたのが「MINOLTA α-807si」と「縦位置コントロールグリップVC-700」だ。

お値段なんと540円(税込)

両方買っても1,080円(税込)ですよ…なんだかミノルタ・ファンとしては嬉しいよりも悲しくなってくるな…プラスチッキーで高級感がまるで無い機体ですが、α-9が登場するまでは最上位機種だったのに…

ケースに入った品ならともかく、棚晒しの品をカウンターに持って行って動作確認するのは少々気がひけるので(知人に若干1名だがジャンク品の動作確認と購入後の保証を要求する強者ってかDQNが居る。そのせいか近所のキタ○ラはジャンク籠を撤去してしまった)、レジ横で売られている単3乾電池4本を購入して代金を払った後、車の中でVC-700に電池を入れてMINOLTA α-807siに装着して電源を入れると、無事に通電するしシャッターも切れるらしい。

帰宅後、レンズを装着して絞りを変えながら空シャッターを切る。絞りも設定した通りに大きさが変化するし、内蔵フラッシュも発光する。後はフィルムの給送系の確認だが、こればかりは試写して現像後のフィルムを見ないと判らない。

本当は今日試写に行くつもりだったが、雨が降っているので諦めた。予報では明日も雨なので、試写に行くのは早くても来週になりそうだ。